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【yom yom 第6号】(2009.1.6〜8の日記参照)
やっと読み終えました。

去年、小野不由美さんの『丕緒の鳥』が読みたくて購入。
読み切り小説ですから、おおよそ70Pぐらいですぐに読み終わるわけです。
でも、【yom yom】は600pぐらいありますから、お目当ての小説が読み終えたとしてもそこで終わりじゃございません。
普段、絶対手にしないような作家さん達の他の作品が堪能できるのであります。
これで、好みの作品に出会えたら、なんだか得した気分にもなるというもの♪
密かな愉しみの一つでもあります。
さて、この【yom yom】シリーズ。号によってテーマが決まっております。
個人的には、この6号はかなり私好みの作品が多かったように思います。
6号が【ファンタジー小説の愉しみ】だったからかもしれない。
思わず『ライラの冒険』ものすごく読みたくなったもんね。
まだ手にしてもないけど…
ちなみに、この6号の中で、一番のヒットだったのは、小野不由美さんの『丕緒の鳥』ではなく、
中島京子 【辞書は愛でできている】
でした。
このエッセイは、辞書編纂した偉人についてのエッセイなんですが、辞書編纂に夢中になっているオッサン達の用例作りの粋なこだわりに、思わずグッときてしまいます。
『新潮日本語漢字辞典』を編纂したオッサン:漢字博士こと小駒勝美氏(53)を訪ねた中島さん。
ちなみに、小駒氏は、3歳のときに漢字が降ってくる夢を見て啓示を受け、小学校に上がる前に一通りの漢字をマスターし、さらに、小学一年生の夏休みの自由課題で漢字辞典を作ったそうな。
さて、そんな小駒氏が言い放った一言に、ぐっときてしまいましたよ、アタクシ!
「人体のおなかは、ちゃんと
【お腹】と載せました。
『広辞苑』を引いてみてください、
【御中】と書いてあるから。
これじゃ、
おんちゅうですよ!
日本語のおなかは
【お腹】でしょ!」
(中島京子 【辞書は愛でできている】より)
中島さんの他の作品を読んだことがなかったのですが、これはなかなか面白い。
また読んでみたいです。
お気に入りの作家がまた一人増えました。